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相続トラブル(遺産分割協議)を弁護士の介入で円満解決した事例

2024.09.12

本事例では、遺産分割協議が相続人間で行き違いが生じた結果、深刻な相続トラブルに発展しましたが、弁護士の介入により、最終的に円満解決に至りました。

 依頼者の属性

依頼者:佐藤恵美子さん(仮名)
住所:日立市
性別:女性
年齢:60

 争点

相続トラブル解決、遺産分割協議、遺産の評価

 

ご依頼の背景

佐藤恵美子さんは、亡くなった夫の遺産を巡り、夫の前婚の子どもたちと相続協議を進めていました。当初は、遺産のうち居住していた自宅を佐藤さんが取得する、それ以外の遺産については2分の1ずつ分割することで合意し、遺産分割協議書まで作成しました。分割協議書には、抽象的に2分の1をそれぞれ取得するとしか記載されていませんでした。佐藤恵美子さんがこの遺産分割協議書によって、遺産に含まれていた株式の2分の1が自分のものになったと考えて、2分の1の株式を売却しました。そのことをきっかけに、前妻の子が遺産分割協議について無効であると主張し始めました。売却前に相談しなかったことから強い不信感を持ち、遺産分割協議書作成前に、自宅の土地と建物の評価額が開示されていなかったことや、全ての財産が正確に伝えられていなかったことを問題視し、騙されて遺産分割協議をしたので無効だ、やり直しすべきと言ってきました。かなり激しく責められたことから佐藤さんは不眠症になっていました。

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弁護士の対応

弁護士から相手に通知を出し、今後の交渉は弁護士が代理人として行うと伝えました。相手は財産内容について不信感を持っていたことから内容を正確に伝えなければならないと考えました。そのため、全ての相続財産を正確に洗い出し、遺産目録を作成しました。この目録を作成するために、不動産の評価証明書や預金残高証明書、証券会社からの証明書、自動車の査定証等を集め、さらには美術品の評価も行いました。この詳細な財産目録を基に再度遺産分割協議を行いました。相手が遺産分割協議が無効であると主張していたことから裁判で争うことも考えましたが、時間と労力と解決まで精神的な負担が重いことから、遺産分割協議を白紙として、法定相続分どおりに分割することにしました

結果

複数回のやり取りの後に、最終的に、新しい遺産分割協議書が成立し、相続トラブルを無事に解決することができました。佐藤さんにとって相続トラブルは精神的にも大きな負担となっていたのですが、それが解決したことで安心することができました。

弁護士所感

今回は、遺産分割協議を当事者が行ってトラブルになった案件です。行き違いにより不信感を抱き、それから分割協議の無効というところにまで発展しました。再婚した場合に、前婚の子との相続争いはおきやすい傾向にあります。相続問題では、財産の正確な把握と評価が極めて重要です。不信感を持たれないようにするためには、最初から専門的なサポートを受けることが望ましいです。それによりトラブルの発生を防ぐことができます。遺産分割協議でトラブルとなるとそのために精神的な負担が大きくなり体調を崩すこともあります。弁護士の介入により、精神的負担を軽減しながら進めることが可能です。

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