子の相続放棄と債権者対応
- 2024.04.01
依頼者の属性
笠間市にお住まいの50代 ご夫婦
争点
相続放棄と債権者対応
相談に至った経緯
お子さんが亡くなったが、負債が数百万円あり、債権者から息子宛に督促のハガキが届いている。息子には財産はないので、負債を相続しないようにするために相続放棄をしたい、また債権者への対応方法を知りたいとの相談があった。
弁護士による解決までの流れ
ご両親は、債権者への対応方法がわからず、対応を間違えてしまったら負債を相続することになるのではと不安を抱えておられた。そこで、もし連絡があった場合には、債権者へは、お子さんが亡くなったことと弁護士に依頼して相続放棄をすることを連絡すること、もし、それでも債権者から執拗に請求を受けることがあれば、弁護士から連絡をしてもらうと話すように指示をした。すぐに、相続放棄申述書を作成し家庭裁判所へ提出した。
結果
相続放棄がすぐに受理された。判明している債権者の数よりも多めに相続放棄受理証明書のコピーを作成し、お渡しした。
弁護士所感
相続放棄を失敗すると負債を抱えてしまうのではないかと不安に思う方がおられるので、そのような不安があるかたは、専門家に相談することを勧めたい。料金はかかるが不安を解消することができる。