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依頼者様に寄りそった内容の遺言書を作成できた事例

2022.01.14

相談背景

依頼者様は、常陸大宮市にお住まいの女性です。ずっと独身であり、兄弟もすでに亡くなっており、相続人は遠くの都市部に住んでいる甥姪たちでした。

相続財産は若い頃に東京で保育士として働いていたときに貯めた預貯金と、先祖から受け継いできた自宅と田畑山林がありました。

遠くに住んでいる甥姪たちとは、ふだんの行き来があまりありませんでした。最近、独身で一人暮らしの自分が亡くなった後、ご先祖様から受け継いできた自宅とその他の不動産、そしてお墓がどうなってしまうのかについて考えるようになりました。自分が亡くなったら全てが無くなり、家の歴史が途絶えてしまうのかと思うとやり切れない思いにとらわれてしまったそうです。こうやって、お一人で悶々と悩んでいたときに、たまたまお住まいの自治体主催の無料相談の案内が目についたそうです。そこで、思いきって相談することにしたのがきっかけでした。

弁護士の対応

二回ほど事務所においでいただき、お話をうかがいました。お住まいの場所などを見せていただいた方がより実感が湧くと考えたので、こちらから、ご自宅へも2回訪問させていただきました。

印象に残っているのは、お宅に上がらせていただき、みかんを一緒に食べながら、お住いの地域やお家の歴史、ご家族のこと、これからのこと、心配されていることなどについて依頼者様からお話しをうかがったことです。やはり、法律事務所の相談室だとなんとなく緊張してしまい、思いを十分にお話しできていなかったようです。しっかりとお気持ちをうかがいました。依頼者様には、東京にお住まいの甥っ子さんにお話をしていただくことにいたしました。その結果、その甥っ子さんが、お墓も含めて将来守っていってくれると約束してくれたとのことでしたので、その甥っ子さんに、すべての財産を遺贈することにいたしました。念のため、他の甥姪には、どのような遺言書を作るのかについてお話をしていただきました。万一、遺留分減殺請求がなされたときのための対策もしておきました。このようなうち合わせをもとに,依頼者様のご要望に添った内容の公正証書遺言を作成しました。

結果

依頼者様からは、「最初は弁護士に相談するなんて大変なことだと感じていたけれども、勇気を出して、思いきって相談して本当によかった」と大変、喜んでいただきました。遺言書の作成は、係争案件とは異なりますので、いかにしっかりと依頼者様のお気持ち、お考えに寄り添えるかがとても重要です。

遺言書を作ることには抵抗感を感じる方が多く、先延ばしをしてしまい、その結果、間に合わなくなることがありますが、今回は、かなり早めにご相談をしていただいたこと、しっかりとご自身の人生や自分のしまいかた等について深く考えていただいたことがよかったと思います。

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